紹介から契約、その後のサポートまで。任せられているからこそ、期待に応えたい。

主要幹線道路が交差する角地であり、事業用としては高いポテンシャルを持つ土地に対して、
コメダ珈琲店様の店舗進出を紹介から契約、アフターサポートまでをトータルで支援させていただきました。
オーナー様のもとへ他にもたくさん“魅力的な”話が来ていた中で、三光商事に任せていただけた背景とは?

杉田：Ｋ様とのお付き合いは、現在コメダ珈琲店様の店舗が建っている場所の道を挟んで向かいにある場所に、
有名なラーメンチェーンのご紹介をさせて頂きました時まで時間を遡りますね。

K様：そうだね。その件は2009年の5月の事だから、ずいぶん長い付き合いになります。
あの物件は土地付きの私の貸店舗でしたが、それまで契約していたラーメン屋さんが突然撤収してしまった後、
早々と御社に物件を紹介して頂いたことからお付き合いが始まったんですね。

杉田：あの場所界隈は大きな幹線道路が交差する角地で、店舗としては最高の立地ですからね。

K様：でも住む場所としてはあまり良くなくてね（笑）。あの場所にはもともと私の生家があって、ここで生まれ育ちました。
角地に隣接する場所では両方の道で車の往来多く、信号で停車・発進が激しいから、夜でも騒音がすごく響いて、なかなか眠れなくて……。
その後、私は独立して近くの別の場所に移りましたが、母がそのまま住んでいました。

杉田：そうですね、お母様がお亡くなりにならてれて、その土地の活用を検討され始めたのが、2016年だったと思います。

K様：そうだね。その前に、合い向かいのラーメン店の奥の住宅用一軒家を賃貸物件として貸そうとしていて、
借りてくれる人を探してもらうのにも杉田社長と賃貸専門家の従業員さんにお世話になりました。
その対象物件はもともと他の人の居宅だったんだけど、さまざまな事情が重なって、私が買うことになった物件でした。
かなり大きな家だったこともあって借りて頂けるお客様がいるのかなって心配していたんです。
杉田社長が「なんとかしますよ」って言ってくれて。速攻でお客様をお連れしてくれました。
あの時は社長じゃなくて営業部長だったけれど御社の迫力を感じました。

杉田：はい。我々はエイブルブランドを掲げて、居住用賃貸物件も多く取り扱っております。いいタイミングでお客様のご紹介をさせて頂くことができました。

K様：本当にタイムロスなくお客様を探していただいて。
そんな経緯から信頼感が醸成されて、この案件も信頼してお任せすることに迷いはありませんでした。また、三光商事さんはとても面倒見がいいんです。
不動産物件の賃貸を生業にしていると、借主様からさまざまな要望が出てきます。
その時に費用負担は家主なのか、借主様なのか、または折半で実施すべきか見解が分かれることが多々あります。
私たちでは判断が難しいものもあり、いつも相談させてもらっていますよ。

杉田：そうですね。状況に応じて柔軟に判断・対応させて頂いております。

杉田：確かお母様がお亡くなりになられたあと、
あの土地の運用に関して、いろいろな業者がK様のもとを訪れて、さまざまな提案を受けていたんですよね？

K様：そりゃたくさんありましたよ。

杉田：やはりとてもいい立地なので、みんなが「こういった建物で運用をしませんか？」とお話を持っていったんだと思います。
でもなかなかK様のお眼鏡にかなうものはなかったようで、私の方に「いい業者を選別して紹介してほしい」とお声がけをいただくことになりました。

K様：そうなんです。持ってこられる提案の内容は本当にさまざまでした。
どれもプレゼン段階ではいい話ばかりなんです、よくよく説明と資料を考察すると隠れたリスクが大きい恐れのあるものもありました。
話を持って来てくれるプロの人たちはおいしい部分は強調して説明してもリスクの伴う部分は消極的な説明しかしない傾向があるからね。
建物を建てるにしても土地を更地化整備するにしても当然お金や資源の投資が伴うからね。
こっちはどんな条件でもいいからとにかく契約を成立させたいわけではありません。
そこで「複雑になりそうな案件は、素人の出る幕じゃないな」と感じ、杉田社長の会社に相談したんだよね。

杉田：はい。私たちは事業用の土地に携わることも多くて、得意分野です。
そこで出店をご検討されているお客様のご紹介と、条件面のすり合わせの部分で、お手伝いさせていただきました。
ちょうどその時、私のところにある会社からコメダ珈琲店様のお話が来ていて、すごくいい内容だったので、その話をお持ちしたんです。
これだったらK様にもご納得いただけるかなと。

K様：コメダ珈琲店さんに決まった後も、契約成立までにすり合わせ事項で紆余曲折があったよね。
そういった打合せの場にもずっと杉田社長が一緒に来てくれました。

杉田：そうでしたね。コメダ珈琲店様の本部の方々と関係会社さんが一堂に集まる打合せなどにも同行させていただきました。

K様：土地運用に関する契約の際には、長期契約になるため公正証書などを作る必要があり、
その辺の面倒も杉田社長に内容など相談させてもらいましたよね。

杉田：はい。契約に関わる細かい作業はすべて私たちの方で担当させていただきました。
契約書の雛形もつくりますし、あとはやはり先方との条件のすり合わせですね。

K様：今回の案件は難しかったと思いますよ。交渉する相手側の会社様が複数あり、
その各々の会社様と個別に条件等のすり合わせをしてすべての思惑を調整していかないといけなかったわけですから。

杉田：契約にこぎつけるまでにはそういった複雑困難な調整は必ずあるものですから。
それに貸す側の要望と借りる側の要望は一致しないことの方が多いので、なんとか落とし所を見つけて、
お互いが納得できるところまで調整していくことが私たちの仕事です。

K様：今回の案件では、2016年スタート、2018年の12月に契約を締結し、
更地にして引き渡したのが2019年3月で、お店が8月にオープンという長丁場でしたね。

K様：三光商事さんの印象は、とにかく対応が誠実だということ。
他の会社だと、契約が終わりお金の清算が済むと動きが鈍くなる会社もあるのですが、三光商事さんは一切そういうことがない。
杉田社長及び会社スタッフさん一同がいつでも私の立場に立ってでも懸案事項を考えてくれます。

杉田：ありがとうございます！ただ私たちは地元で先代から長く事業を営んでおり、
お客様との信頼関係が何より大切だと考えておりますので、当然のことをやっているまでです。

K様：契約後では、コロナ感染が広がった混乱による影響で契約先の会社様との調整をお願いしたことがありましたね。

杉田：はい。一度目の緊急事態宣言が出てすぐのタイミングだったと思います。

K様：先方とは今後も同じような社会的な混乱があったとしても信頼に基づく長いお付き合いをしていきたいという観点からすり合わせ調整をお願いしました。

杉田：そうですね。契約後の運用段階初頭では、トラブルやクレームなど、
どちらかというと貸主側にとってよくないことが起こるケースが見受けられます。
土地付き店舗用賃貸物件では、設備面の老朽化から生じる問題などで連絡がくることが多く、土地だけを貸している場合は、
あまりそういった連絡はないですが、社会情勢の変化に伴う諸条件の見直しが浮上することが見受けられます。
そういった時にも引き続き私たちがサポートさせていただく覚悟と体制を準備しております。

K様：あと杉田さんは営業部長だった頃と、社長になった今とでは会社の雰囲気やオーラが違いますね。
社長になったことで、会社に対する責任感とかスタッフに対する覚悟とかが変化したんじゃないかな。
最近はお客様の要望をカタチにしようという思いが、会社全体としてより強くなったように感じます。

杉田：ありがとうございます。もしそう感じていただいているのであれば、
それは社長になった事により責任が増して、今まで以上に、自分と関わる人たちの負託にこたえたいという気持ちの表れかもしれません。
やはり信用していただいて任せてもらっているので、その期待に応えたいという思いが強くなったからだと思います。

K様：それもあって本当は杉田社長じゃなくて実務を担当しているスタッフの方に相談した方がいいのかな、
なんて思いながらも、ついつい杉田社長に連絡しちゃうんだよね。もしかしたら迷惑に感じているんじゃない？

杉田：とんでもございません。もちろんこれからも私が率先して担当させていただきます。
そのうえで、たとえば賃貸に関する話の場合などは、賃貸のプロがいますので、そちらと一緒になって案件の解決に努力させて頂きます。
私どもは先代より事業用の案件も得意としております。
もちろん居住用より難しい側面もありますが、やはり自分が関わったお店が地域の方々に喜んでいただけているのを見るにつけ、
やりがいにつながっております。今回のコメダ珈琲店様の案件もその例ですね。

K様：本当にそうだよね。私もあの場所をよく通るけど、どれくらい車が停まっているか、いつも気になっちゃう。

杉田：はい。お客様がたくさん入っているのを見ると、関わらせていただいて本当に良かったと思います。