地域でも人気を誇る動物病院を経営されている依頼者。
事業拡大に向けてトリミングサロンをオープンさせるために希望した土地は、とある事情で地主様が「売らない」と決めた場所でした。
それでも「できれば……」と願う依頼者の思いを実現するために杉田が取った行動とは?
完全に信頼を置いているから、すべてをお任せ。事業拡大のための土地購入を全面サポート。
H様/群馬県太田市
“パパ友”時代の信頼を元に、お仕事の依頼へ。
杉田:実はH様の奥様は、同じ地元の同級生で、しかも私の妻と友人でもあるんです。
またお互いの子どもが同じ幼稚園に通っていたこともあり、私自身も運動会などの行事で、以前からH様と顔を合わせることはありました。
H様:そうそう。さらに他にも共通の知り合いがいたので、一緒に食事をする機会とかもあったよね。
杉田:はい。年齢が近いこともあって、仕事の相談をいただく前から、とても仲良くしていただいておりました。
H様:そうだよね。プライベートで食事をしているだけでも、仕事をお願いできるだけの信頼感を持っていましたよ。
杉田:ありがとうございます! トリミングサロンの件で土地の購入のご相談をいただいたのは、もうかなり前の話ですよね。
H様:そうだね。僕がこの場所で動物病院を開業したのが2009年のことです。
その病院は診察だけでなく、トリミング専用の部屋もひとつあって、1人だけですがトリマーさんも働いていました。
そこからありがたいことに患者さんが増えて、それと同時にトリミングの依頼も増えていきます。
さらに「働きたい」と言ってくれるトリマーさんも多くなってきたので、病院とは別にトリミングサロンをオープンさせたいなと。
杉田:ちょうど病院のすぐ隣に広い空き地があったので、そこを買いたいということで私にお声がけいただいたんですよね。
H様:診察に来たタイミングでトリミングをしたり、逆にトリミングのついでに定期検診をしたりする飼い主さんが多くいらっしゃいます。
だから病院から離れていない場所を希望していました。また大きなワンちゃんを抱えて車を降りる方もいるし、
動物たちが車を傷つける可能性もあるので、ゆったりとした駐車スペースがある場所だとさらにいい。
その空き地は病院のすぐ横だし、広さも十分だし、理想的でした。
杉田:ご依頼を受けて、地主様をお探しして交渉をしてみました。
しかしその方には都内に住んでいるお子さんがいらっしゃるらしく、将来的に家を建てるかもしれないから、
あの土地は売れないとお断りされたんです。確かそれが2013年だったと思います。
H様:そうなんですよね。もう少し遡ると、もともと病院のすぐ近くにスタッフの車を停めるための月極駐車場を借りていました。
でもその場所にアパートが建つことになって、契約を終了させないといけなくなったんです。
そうすると車を停めるところがなくなってしまうので、それもあの場所を手に入れたかった理由のひとつでした。
でも地主さんに断られてしまったから、別で駐車場を探さないといけなくなって。それに関しても杉田君にお願いをしたんだよね。
杉田:はい。その時は別の場所でちょうど売りに出している空き地があったので、
売主側の仲介をしていた不動産業者の方と交渉をして、契約のお手伝いをさせてもらいました。
H様:それが2014年だったかな。無事に契約ができて、スタッフと患者さんの新しい駐車場となりました。
ただもともと希望していた空き地に関しては、事業を展開していく上で必要だと思っていたので、
いったん諦めつつも、杉田君には引き続き状況は見ておいてほしいとお願いしていました。
またお互いの子どもが同じ幼稚園に通っていたこともあり、私自身も運動会などの行事で、以前からH様と顔を合わせることはありました。
H様:そうそう。さらに他にも共通の知り合いがいたので、一緒に食事をする機会とかもあったよね。
杉田:はい。年齢が近いこともあって、仕事の相談をいただく前から、とても仲良くしていただいておりました。
H様:そうだよね。プライベートで食事をしているだけでも、仕事をお願いできるだけの信頼感を持っていましたよ。
杉田:ありがとうございます! トリミングサロンの件で土地の購入のご相談をいただいたのは、もうかなり前の話ですよね。
H様:そうだね。僕がこの場所で動物病院を開業したのが2009年のことです。
その病院は診察だけでなく、トリミング専用の部屋もひとつあって、1人だけですがトリマーさんも働いていました。
そこからありがたいことに患者さんが増えて、それと同時にトリミングの依頼も増えていきます。
さらに「働きたい」と言ってくれるトリマーさんも多くなってきたので、病院とは別にトリミングサロンをオープンさせたいなと。
杉田:ちょうど病院のすぐ隣に広い空き地があったので、そこを買いたいということで私にお声がけいただいたんですよね。
H様:診察に来たタイミングでトリミングをしたり、逆にトリミングのついでに定期検診をしたりする飼い主さんが多くいらっしゃいます。
だから病院から離れていない場所を希望していました。また大きなワンちゃんを抱えて車を降りる方もいるし、
動物たちが車を傷つける可能性もあるので、ゆったりとした駐車スペースがある場所だとさらにいい。
その空き地は病院のすぐ横だし、広さも十分だし、理想的でした。
杉田:ご依頼を受けて、地主様をお探しして交渉をしてみました。
しかしその方には都内に住んでいるお子さんがいらっしゃるらしく、将来的に家を建てるかもしれないから、
あの土地は売れないとお断りされたんです。確かそれが2013年だったと思います。
H様:そうなんですよね。もう少し遡ると、もともと病院のすぐ近くにスタッフの車を停めるための月極駐車場を借りていました。
でもその場所にアパートが建つことになって、契約を終了させないといけなくなったんです。
そうすると車を停めるところがなくなってしまうので、それもあの場所を手に入れたかった理由のひとつでした。
でも地主さんに断られてしまったから、別で駐車場を探さないといけなくなって。それに関しても杉田君にお願いをしたんだよね。
杉田:はい。その時は別の場所でちょうど売りに出している空き地があったので、
売主側の仲介をしていた不動産業者の方と交渉をして、契約のお手伝いをさせてもらいました。
H様:それが2014年だったかな。無事に契約ができて、スタッフと患者さんの新しい駐車場となりました。
ただもともと希望していた空き地に関しては、事業を展開していく上で必要だと思っていたので、
いったん諦めつつも、杉田君には引き続き状況は見ておいてほしいとお願いしていました。
顔合わせで伝えた買主の信頼性。
杉田:H様がもともと希望されていた土地を所有されていたのは60代の女性でした。
その方は、子供が家を建てる時のためにとっておきたいという思いもあるし、親御さんから代々引き継がれている土地なので、
自分の代で手放すことに抵抗をお持ちだったようです。やはり売却するとなると親戚などに良い印象は持たれないでしょうし、
「お金に困っているのかな?」と思われる可能性もあるので、売りたくない気持ちは理解できます。
H様:交渉をする中で、一度杉田君が、私とその地主の方の顔合わせの場をセッティングしてくれたよね。
そういう機転を利かしたアイデアも出してくれました。
杉田:そうでしたね。普通はそういうことはしないのですが、
H様の思いを直接伝えてもらえれば、事態は好転するかもしれないと思って、一緒に挨拶をさせていただきました。
H様:確か職場に伺ったよね。自営業の方だったから。
杉田:そうです。その方はH様の病院からも割と近い場所で工場を経営されている方でした。
H様:もちろんその顔合わせをしたからと言って「じゃあ売ります」となったわけではないですけど。
杉田:その後も、私は機会を見て、何度かその方に挨拶に行っていました。あまり頻繁だと煙たがれてしまうので、
ご迷惑にならないように様子をみながら、同じ方面に用事があったタイミングなどで定期的に訪問を続けていたんです。
H様:結果的にはそうやって杉田君が関係を継続させてくれていたのがとても大きかったと思いますよ。
というのもその土地は、立地的にも広さ的にも商売をするにはもってこいで、どんな業種にも最適なんです。
杉田:はい。とても人気の場所で、実際、他にも売却の相談をたくさん受けていたそうです。
H様:そうだよね。そんな中、結局そこにお子さんが家を建てないと決まり、その後真っ先に杉田君のところに連絡があったんだから。
それはやっぱり杉田君が定期的に顔を出してくれていたからだよね。
杉田:いえいえ、それはそういうことではありません。
H様が経営されている動物病院が、すごく評判がよかったことが一番大きな要因です。
やはりどの地主様も売る相手を選びますし、売った後にどういった土地の使われ方をするかをすごく気にされるんですよね。
自分の土地じゃなくなったからといって、周辺の方に迷惑になるような使われ方をするのは本意ではありません。
だから今回交渉が前に進んだのは、H様自身とH様の動物病院への信頼があったからこそだと思います。
H様:結果的には杉田君がはじめにお願いに行ってから3年ほどが経った2016年に、
この土地を購入することができました。話が進みだしてからは、価格交渉なども含めてとてもスムースだった記憶があります。
杉田:そうですね。決まってからは問題なく進みました。むしろそこまでが長かった案件でしたね。
その方は、子供が家を建てる時のためにとっておきたいという思いもあるし、親御さんから代々引き継がれている土地なので、
自分の代で手放すことに抵抗をお持ちだったようです。やはり売却するとなると親戚などに良い印象は持たれないでしょうし、
「お金に困っているのかな?」と思われる可能性もあるので、売りたくない気持ちは理解できます。
H様:交渉をする中で、一度杉田君が、私とその地主の方の顔合わせの場をセッティングしてくれたよね。
そういう機転を利かしたアイデアも出してくれました。
杉田:そうでしたね。普通はそういうことはしないのですが、
H様の思いを直接伝えてもらえれば、事態は好転するかもしれないと思って、一緒に挨拶をさせていただきました。
H様:確か職場に伺ったよね。自営業の方だったから。
杉田:そうです。その方はH様の病院からも割と近い場所で工場を経営されている方でした。
H様:もちろんその顔合わせをしたからと言って「じゃあ売ります」となったわけではないですけど。
杉田:その後も、私は機会を見て、何度かその方に挨拶に行っていました。あまり頻繁だと煙たがれてしまうので、
ご迷惑にならないように様子をみながら、同じ方面に用事があったタイミングなどで定期的に訪問を続けていたんです。
H様:結果的にはそうやって杉田君が関係を継続させてくれていたのがとても大きかったと思いますよ。
というのもその土地は、立地的にも広さ的にも商売をするにはもってこいで、どんな業種にも最適なんです。
杉田:はい。とても人気の場所で、実際、他にも売却の相談をたくさん受けていたそうです。
H様:そうだよね。そんな中、結局そこにお子さんが家を建てないと決まり、その後真っ先に杉田君のところに連絡があったんだから。
それはやっぱり杉田君が定期的に顔を出してくれていたからだよね。
杉田:いえいえ、それはそういうことではありません。
H様が経営されている動物病院が、すごく評判がよかったことが一番大きな要因です。
やはりどの地主様も売る相手を選びますし、売った後にどういった土地の使われ方をするかをすごく気にされるんですよね。
自分の土地じゃなくなったからといって、周辺の方に迷惑になるような使われ方をするのは本意ではありません。
だから今回交渉が前に進んだのは、H様自身とH様の動物病院への信頼があったからこそだと思います。
H様:結果的には杉田君がはじめにお願いに行ってから3年ほどが経った2016年に、
この土地を購入することができました。話が進みだしてからは、価格交渉なども含めてとてもスムースだった記憶があります。
杉田:そうですね。決まってからは問題なく進みました。むしろそこまでが長かった案件でしたね。
人に、街に、そして動物たちにも嬉しい施設に。
杉田:今回の案件は、まず土地の所有者を調べるところから始まりました。
H様:確かすぐには持ち主が分からなかったんだよね?
杉田:はい。普通は法務局に行けば所有者が分かるんです。しかしあの土地は少し特殊で、区画整理をされていた場所。
だから市役所に行って、区画整理される前の地図を見ながら調査する必要がありました。
H様:そういったところも含めて、私は杉田君に任せっぱなしでした。
完全に信頼をおいているから、購入価格に関しても、言われた額が正当なものだとまったく疑うこともありません。僕はただハンコを押すだけ。
やはり自分の仕事をやりながら、契約に関わる調査や交渉などをするのは難しいので、とても助かりましたね。
杉田:そういったところは私たちが担うべき部分なので、きっちりとサポートさせていただきます。
H様:最初に話したとおり、杉田君とは先にプライベートでの関係があって、その時点でお仕事を依頼できるだけの信頼感は持っていましたよ。
結果的にすべて安心してお任せできましたし、地道に地主さんのところに足を運んでくれていたし、その辺りはさすがですよね。
杉田:ありがとうございます。
今回のように看板も出ていないまっさらな土地の依頼をいただいて、地主さんを探すところから始まる案件はこれまでにも経験があります。
しかし買主様を紹介して地主様と顔合わせをするという事例は、後にも先にもありません。
それもやはりH様が地元で人気の病院の院長先生であるという信頼感や人柄を知ってもらいたかったからでしょうね。
H様:無事に土地が手に入り、2017年の4月に念願のトリミングサロンをオープンさせることができました。
以前は患者さんの路上駐車に頭を悩ますことがあったんですが、ここではそういうストレスはいっさいありません。
杉田:あとここではトリミングサロンだけではなくペットサロン、さらにドッグランまで併設されているんですよね。
H様:そうそう。以前から病院で入院する動物たちを預かることはあったのですが、
今は元気な動物と病気の動物を分けてお預かりできるようになりました。一緒に預かっていると、
元気な子が病気の子にストレスを与えることもありえますし、最悪の場合は元気な子に病気が伝染ってしまう可能性もゼロではありません。
その点でもすごくよくなりましたね。
杉田:H様の事業拡大に貢献ができて、本当に嬉しく思っています!
H様:確かすぐには持ち主が分からなかったんだよね?
杉田:はい。普通は法務局に行けば所有者が分かるんです。しかしあの土地は少し特殊で、区画整理をされていた場所。
だから市役所に行って、区画整理される前の地図を見ながら調査する必要がありました。
H様:そういったところも含めて、私は杉田君に任せっぱなしでした。
完全に信頼をおいているから、購入価格に関しても、言われた額が正当なものだとまったく疑うこともありません。僕はただハンコを押すだけ。
やはり自分の仕事をやりながら、契約に関わる調査や交渉などをするのは難しいので、とても助かりましたね。
杉田:そういったところは私たちが担うべき部分なので、きっちりとサポートさせていただきます。
H様:最初に話したとおり、杉田君とは先にプライベートでの関係があって、その時点でお仕事を依頼できるだけの信頼感は持っていましたよ。
結果的にすべて安心してお任せできましたし、地道に地主さんのところに足を運んでくれていたし、その辺りはさすがですよね。
杉田:ありがとうございます。
今回のように看板も出ていないまっさらな土地の依頼をいただいて、地主さんを探すところから始まる案件はこれまでにも経験があります。
しかし買主様を紹介して地主様と顔合わせをするという事例は、後にも先にもありません。
それもやはりH様が地元で人気の病院の院長先生であるという信頼感や人柄を知ってもらいたかったからでしょうね。
H様:無事に土地が手に入り、2017年の4月に念願のトリミングサロンをオープンさせることができました。
以前は患者さんの路上駐車に頭を悩ますことがあったんですが、ここではそういうストレスはいっさいありません。
杉田:あとここではトリミングサロンだけではなくペットサロン、さらにドッグランまで併設されているんですよね。
H様:そうそう。以前から病院で入院する動物たちを預かることはあったのですが、
今は元気な動物と病気の動物を分けてお預かりできるようになりました。一緒に預かっていると、
元気な子が病気の子にストレスを与えることもありえますし、最悪の場合は元気な子に病気が伝染ってしまう可能性もゼロではありません。
その点でもすごくよくなりましたね。
杉田:H様の事業拡大に貢献ができて、本当に嬉しく思っています!
Q&Aお客様に聞きました
- 三光商事に依頼した決め手はなんですか?
- プライベートで交流を深める中で、信頼のおける人だと確信を得ていたんです。その後、事業拡大に向けて土地の購入が必要となり、迷うことなく依頼させていただきました。
- 土地の仲介で印象に残っていることを教えてください。
- 調査から交渉まですべて信頼してお任せしておりました。私がやったことはハンコを押すことだけでしたね。
- 今後のことを教えてください。
- これからも公私ともによいお付き合いを続けていきたいですね。